140923 遠賀川橋梁清掃。
前回、紹介したレンガ造りの橋脚。削られて部分はどんな形なのか・・
以前、紹介した嘉麻川橋梁のトラス橋。
トラス橋が架かる橋脚。
写真を撮りに行く時は時間帯も考慮しないといけないんですね、 暑くならないうちにと午前中にいくと見事に逆光ぎみでした。 アップすると・・・
こちらは、1909年(明治42年)複線時の橋脚とトラス橋(現上り線)。 現存している遠賀川の橋脚とよく似ています。
こちらは、1893年(明治26年)単線開通時の橋脚(現下り線)。 形が違うのが確認できます。
上り線の橋脚の先端は丸くなっており、橋台から垂直にレンガを積んでいます。
一方、下り線は河川敷にあったガーダー橋の橋脚のように鋭利になっており、橋台から 斜めに積み上がっています。
実は、この構造の違いが、現存する遠賀川橋梁の橋脚にも見てとれるのです。
よく見ると、段差が確認できます。
撤去された橋脚は橋台から斜めに積みあがっていたのでした。
単線時の橋脚は傾斜をつけたレンガ積み、複線時は垂直に積み上げた。両者に共通 していたのですね。
そこで、嘉麻川橋梁の橋脚をニコイチにし、復元しました・・・
複線時の遠賀川橋梁はこんな感じだったのでしょうか・・・
「ペイント」で画像をトリミングし、それをエクセル上で展開したものを「PRTSC」で 再び「ペイント」に貼り付け、トリミング。手間が掛かった割にはお粗末でした・・・
しかし、相変わらずゴミが多いですね・・・
悲しいことに釣り人のゴミも・・・
(遠賀川は鯉釣り、バス釣りでも有名です。)
ついでに車を止めた広場も清掃して撤収です。
毎日がクリーンアップ!~ひとつ拾えばひとつ綺麗にできる~
ゴミを拾う勇気を出して始まり、ゴミを持ち帰り、ゴミ出し日に、家庭ゴミと一緒にゴミを出して終了です。
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140916 近代化遺産「遠賀川橋梁」訪問。
わが中間市にも近代化遺産の橋梁があります。
JR筑豊本線・福北ゆたか線、中間駅~筑前埴生駅間の中間市遠賀川河川敷に架かる遠賀川橋梁。
映画「三丁目の夕日」にも登場した鉄橋なのです。
そして、この河川敷は私たち親子がゴミ拾いを始めた場所でもあります。
参考資料「北九州・筑豊の近代化遺産100選」によると、この現存するレンガ造りの 橋脚は複線開通時の1908年(明治41年)製とのこと。
現在の橋脚と橋梁の様子です。中間駅側から筑前埴生駅方向を見ています。 (右岸側から左岸側を見ています。)
上の写真の赤ラインの部分に1891年(明治24年)に石炭輸送のため当時の筑豊鉄道興業が 若松~直方間を開通させた単線の橋脚があり、 その後、1908年(明治41年)に単線時の橋脚に増設する形で複線化されました。
現存するレンガ造りの橋脚は複線化の時のもので、青ラインが上り、赤ラインが下りでした。
上り、青ラインにはイギリス製のトラス橋が架けられ、明治24年に開通した単線時(複線時下り)の 橋梁は1910年(明治43年)に同じくイギリス製のトラス橋に架け替えられました。
さらに、石炭輸送増強のため、1923年(大正12年)に複線の橋脚の上流側にコンクリート製の橋脚、橋梁(国産のトラス橋)が 増設され(白ライン)三線化となりました。
(この部分が現在の下り線です。映画にもでました・・・)
1954年(昭和29年)に複線に戻るまで、遠賀川には三つのトラス橋が架かっていたのです。
そこで、この三トラス橋の写真はないかと、史料館や図書館を探すと・・
いのうえ・こーいち著「筑豊 能登 碓氷峠」という本の表紙に複線後の写真が載っていました。 左の山影は確かに筑前埴生駅から遠賀川橋梁を見たものです。
右が下りの1923年(大正12年)製の 国産トラス橋(白ライン)、左が1910年(明治43年)製のイギリスのトラス橋(赤ライン)。 ここでも国産とイギリス製とコンビを組んでいたのです。
筑前埴生駅ホームから中間駅方向を見ています。 書籍の表紙の写真は軌道敷内か、それに近い場所での撮影のようで、 いくら無人駅とはいえ、ホームから降りての撮影はできません。 アングルの違いと、現在は電化されていますが、信号の位置も合致しますし、 国産のトラス橋の構造も一致します。
残念ながら三トラス橋の写真は未だに見つからず・・・いつか紹介できる日を楽しみにしたいと思います。
そこで、疑問が・・・青ラインに架かっていた1908年(明治41年)製のトラス橋(12連)は・・・
JR東日本/大糸線の高瀬川橋梁に8連、JR東日本/左沢線の最上川橋梁に3連、 そして、平成筑豊鉄道の彦山川橋梁に1連転用、彦山川橋梁以外は現存しているとのことです。
一方、赤ラインに架かっていた1910年(明治43年)製のイギリスのトラス橋は、 老朽化のため1971年(昭和46年)に当時の橋脚にコンクリート製の橋脚を増設し、 同じくコンクリート製の橋梁(黄ライン)を架けたものと変更になり、撤去、廃棄処分、 赤ラインのレンガ造りの橋脚もこの時に撤去されたとのことです。
赤ラインの橋脚・橋梁は最初は単線で開通。後に複線化で下り線に、三線化で上り下りの中線に、 再び複線化で今度は上り線にと、撤去されるまで大活躍でした・・・ 今となっては、せめてレンガ造りの橋脚だけは残してほしかったですね。
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140910 近代化遺産「嘉麻川橋梁」訪問。
今回は福岡県直方市の近代化遺産を訪れました。直方市遠賀川に架かる元JR線、現在は 平成筑豊鉄道の「嘉麻川橋梁」です。
こちらは左岸側で、国道200号を横切っています。その踏切からの風景。右に見えるのが上り線です。
参考資料によると・・・
当時の筑豊鉄道興業が石炭運搬のため1893年(明治23年)に現在の下り線を開通させ、 その後、九州鉄道と合併、1909年(明治42年)に複線化されたとのことです。
九州鉄道は国有化され、1914年(大正3年)に鉄道院によって、当初(明治23年)の トラス橋は架け替えられたとのことです。
右岸側はガーダー橋の下をサイクリングロードとなっていて、 レンガ造りの橋脚や橋梁を観察できます。
右が下り線で、水面上のみがトラス橋(2連)で、他はガーダー橋の構造です。 右のトラス橋が国産で、後にでてきますが、左のトラス橋がイギリス製で、 構造の違いが確認できます。
このイギリス製のトラス橋と国産のトラス橋のコンビは今後の記事の中にもでてきます・・・
↓明治23年、約121年前の橋脚とその上に架かるガーダー橋。
↓明治42年、約105年前の橋脚とその上に架かるガーダー橋。
橋脚は見た目はどちらも同じデザインのようで、水の抵抗を減らすため両先端が鋭角となっています。 ガーダー橋は微妙の違いがあり、上り線のガーダー橋にはプレートが付いています。拡大すると・・・
「K・T・K(九州鉄道会社?)、パテントシャフト社、WEDNESBURY(ウェンズベリ、イギリスの地名) 1907年、イギリス」とあります。1901年(明治34年)に官営八幡製鉄所が操業したのですが、 当時は輸入してたのですね。ちなみに明治23年の下り線のガーダー橋にはプレートが見当たりません でした。
以前、この場所に来た時、ゴミの散乱が酷く、今回はゴミ拾いの準備をしてきています。
空き缶は少なかったのですが、燃えるゴミは袋一杯に。もちろん、駐車場までサイクリングロードを ゴミ拾いしながら戻ります。
途中、DVDプレーヤーが草むらの中に・・・(見逃せませんでした。)
ついでに駐車場のゴミ拾いをして終了。
行政区分が違うのですが持ち帰り、中間市のボランティアゴミ袋で処理したいと思います。
毎日がクリーンアップ!~ひとつ拾えばひとつ綺麗にできる~
ゴミを拾う勇気を出して始まり、ゴミを持ち帰り、ゴミ出し日に、家庭ゴミと一緒にゴミを出して終了です。
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2014年8月30日近代化遺産訪問。
8月30日久しぶりの夏空、先日図書館で借りた「筑豊の近代化遺産」という本に 掲載されている「内田三連橋」、「筑豊田川の三代の橋」を訪れることにしました。
先ずは、福岡県田川郡赤村にある「内田三連橋」へ・・・
自宅から40分くらいで元 JR 線、現在「平成筑豊鉄道」の「内田」という駅に到着、 場所が分からないのでとりあえず、駅を通り越して県道を進むと、道路脇に「三連橋」の矢印があり、 道路脇に車を止め、徒歩で降りていくと・・・
真ん中のアーチに川が流れており、こちらが上流側で、両端のアーチが道路となっています。
アーチの中を通って通り抜けると・・・
こちらの面はレンガ造りになっています。 上流側の面と基礎の部分が切石造りです。
このレンガ造りには大きな特徴があって・・・
凸凹はデザインではなく将来の複線化の際、強度を保持するための構造だそうです。
この三連橋は有形文化財、近代化遺産にも指定されています。
案内板によると、明治28(1855)年、当時の豊州鉄道によって建造されたようです。
内田駅に戻り、何気に時刻表を見ると、後数分で電車、いや列車が来るではないですか、 慌てて三連橋に戻り・・・
間に合いました。かなり古いコンデジで、連写なんてありません。シャッターを押しても タイムラグがあるため早めに押すと、列車の全景が写ってなくて残念。ちなみに一両編成です。
さて、次に目指すのが・・・
赤村の隣、田川郡添田町にある「筑豊田川の三代の橋」です。 平成筑豊鉄道内田駅から直方市方面へ二つ目と三つ目の駅の間にあり、距離で約3.3キロ程です。
場所がよく分らず、尋ねてみると「田んぼは県立田川高校の辺りしかないので その付近では」とのことで・・・、ありました。
こちらも三連アーチです。しかし、内田の三連橋と比べるとかなり荒れてますね。
レンガも意図的に破損されている?
反対側もレンガ造りです。先ほどと違い川ではなく水路が通っています。
こちらは文化財などの指定は受けていないようで、文化財ではないから 荒れるのか、荒れているから指定できないのか、遺産的にはもったいないですね。
この付近には三代(明治、大正、昭和)の橋があるはずで、レンガ造りが明治で、他は・・・
水門の先に何かそれらしき物が・・・
大正4(1915)年、当時の小倉鉄道が建造したもので、現在は橋台のみが残っており、御影石でできているとのこと。 この橋台の向こうに見えるのが・・・
昭和32(1957)年、当時の国鉄が建造したもので、現在はJRの日田英彦山線が通っています。
地図で確認すると、赤○が明治の橋、黄○が大正、昭和の橋です。相互間は約330メートル。
今回の近代化遺産訪問。わが中間市に現存する施設が世界遺産候補となり、興味をもってのことですが、 また、本を参考に各地を訪ねていきたいと思います。
中間市に現存する施設が世界遺産候補の記事
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プロフィール

遠太

Author:遠太
九州は福岡県中間市で環境保全や
地域に関するボランティア活動中
できる時にできる範囲で。
そこには、ノルマも強制も義務も
ありません。

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 清掃美化ボランティア活動
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10月29日(日)9:00~
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